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 中国地区用地対策連絡会山口県支部主催による毎年恒例の研修会に、ここ数年、講師としてお招き頂いています。
 研修の内容は、「用地買収における困難事例」と言うもので、今年は、「不動産名義が特殊な事例、例えば『大字名義』の対処法」を取り上げました。
 「大字名義」は、むかしむかしのムラの入会権にその起源があります。入会権とは、「オラのムラの松茸山はオラたちのもんじゃ。ムラ人以外には指一本触れさせねえ。」こんな感じものです。
 延々と2時間もそんな話しをしていた訳ではありませんが、明治6年の地租改正から土地の名義付けが始まり、その後、以下の通り、大きな地殻変動の結果、「字持地」「記名共有地」「記名惣代地」「寺社名義」「虚無人名義」等々、様々な土地名義が発生しました。
 
・明治22年 
 市町村制の施行(明治の大合併)
 旧財産区の成立
・昭和15年 
 部落会や町内会が組織される
・昭和18年 
 町村長の許可を条件に、町内会や部落会名義が認められる  
・昭和22年 
 ポツダム政令により部落会や町内会の解散
  処分されない土地は自動的に市町村へ
・昭和28年
 町村合併促進法(昭和の大合併)
 新財産区の成立
・昭和35年 
 不動産登記法改正
 登記簿の一元化により全ての土地が登記対象に
 
 上記土地名義の流れに興味のある方は、一声掛けて頂ければ、公演等お引き受け致します。但し、講師料は、時価と言うことで。
 尚、興味のない方は、それなりに。